最近

『お客様からのご依頼で、家具から陶器や置物など思い入れのあるお品物』をお預かりする機会が以前より増えたように感じます。　

もし同じ物が在れば、買い替えれば楽な所を“直す”という選択をされる理由はお客様により様々です。

○ 同じ物がもう販売されていない。若しくは手に入り難いもの

○ 手作りなどの一点もので世界に一つしか存在しないもの

○ 記念品や形見など、その物自体に思い出があるもの

いずれの場合も大事にされていた、かけがえのない物が壊れてしまい直したいという内容が多いです。

お客様の中には壊れたのは数年前だけど、なかなか捨てられずとっておいたなんて方もいらっしゃいます。

私達は、お預かりをする際にお客様にとってそのお品物がどの様な物なのか、できるだけ詳しくお話を伺うようにしています。

ご依頼までの経緯を伺うと、その物に対するお客様の想いが伝わり、

「よし、これは絶対綺麗になおすぞ‼︎」といつも気合が入ります。

勿論、中には完璧にとは、直せない物もあるのですが、出来る限り手を尽くし元の状態に近づけられるよう心がけています。

どれくらい直るのか心配な方も多いと思いますが、その辺りも気兼ねなく仰って下さい。

作業工程をお話ししてご納得頂けたら、作業に移ります。

（社員Ｍ）