「インターネットで探した補修屋さんに、框の補修をしてもらったら、とんでもない仕上がりになったので直せますか？」

というご相談メールをいただきご依頼いただきました。

写真の見ても『ん？』と思っていましたが、現状を確認するとガッカリな補修でした。

（画像が、とんでもない仕上がりの補修の状態です。当社の完成写真はgoogleマイビジネス・インスタグラムに上げておりますので、ぜひご覧ください）

お客様に伺うと、前回の補修屋さんに仕上がりに納得いかないけれど、22,000円支払われたそうです。

前回の補修屋さんの問題点と当社の違いは何か。

問題点

①補修の素材、部位に合わせた補修材が使用されていない。

②ツヤ合わせのためではなく、誤魔化すために大量のスプレーを使用している。

　（写真の白く剥がれている部分が、すべてスプレーの膜です）

③平ら、角出しがきちんとされていない。

④木目や色合わせがきちんとされていない。

普段どおりに踏んだり、掃除してりしているうちに写真のようになってしまったのは①と②が原因です。

また、写真ではわかりにくいですが、今回のキズは角カケ（白くなっている部分の上）なのですが、熱ゴテで入れる補修材を使用しているので、角の形が維持されていませんでした。

もちろん、茶色い補修材を埋めているだけで、木目や周囲と馴染むような色合わせもされていません。

当社の再補修

・全てを取り除く、清掃を行います。まずは、元々あった素材とキズの状態に戻します。

・角カケの部分に、硬質なパテを埋め成形します。　框は、いつも踏む部分ですので補修材選びは重要です。

・キズの部分が周囲と馴染むように、色合わせと木目を手作業で描きこみます。

・色合わせをした部分は、どうしてもツヤが出ますので、最低限のスプレーでツヤを合わせます。

無事に補修を完了して、お客様にご確認いただきました。

「補修って会社によって、こんなに仕上がりが変わるんですね。高い勉強代になちゃいました。」とおっしゃっていただきました。

私たちは、安価を売りにして、つたない技術力なのに、堂々と補修屋を名乗るのが許せません。

みなさまも補修をご依頼される際は、価格だけ比較するのではなく、じっくりとご検討ください。

今回、当社の作業が午前中の半人工29,700円（コインパーキング・高速不使用）でした。