私たちは月に１回、ミーティングを行っています。

私たちは日々、いろいろな方に出会い、評価されています。

新人教育をしていると「わたし、上手く話せないんです。」や「わたし、接客が苦手なんです。」という会話を耳にします。

先輩としては「頑張って慣れていこう！」としか言えませんよね。

新人が話したくないのに、下手に掘り下げて嫌な気持ちにさせる方が大変なことになりますから。

でも、私たちの修復・補修・修理の仕事には、会話も接客も絶対に必要なスキルなんです。

結局のところ、本人が「やるぞ！」っていう気持ちにならないと始まらないんです。

人間という動物は、他の動物ほどいうことを聞きません。

上司からの命令・指導・アドバイス → 強制される学習

自発的な勉強・質問 → 欲求した学習　というふうに人間はとらえる動物だからです。

だから、その仕事をする上でプロフェッショナルになろうとするならば『仕事が出来るようになりたいという欲求』を持たないと何も始まらないんです。

なんとなく仕事が上手くなる人は、ほとんどいません。

できるだけ、先輩や上司を見て、自分と比較して自分を客観的に見ることをしていかなければいけません。

自信をもって仕事をすることは大切ですが、自分は出来ているという強い思い込みは、自分を客観視することの妨げにもなります。

先輩や上司は、厳しくすることを恐れる時代になってしまいました。なので、必要最低限しか拘らないようになってしまっていると思います。

「『やるぞ！』と決めれば、人は変わるよ。」と私は必ず新人に言います。

私自身も、過去を振返るととんでもなく扱いづらい若者だっただろうなと思う瞬間があります。

でも、気が付けば人は変われます。

自分のココ直そう。から始めれば、その積み重ねで人は変われます。進化します。

自分の好きなところを認めて、出来ていないところを少しずつ欲求した学習で変えていきましょう。

決して、『人ってそう簡単には変わらないよ』なんてあきらめないでくださいね　(^^)/